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2020年01月16日
ノー宿題デー
どこかの街でノー宿題デーの試験期間が始まるそうです。金曜は宿題なしだそうです。うまく行ったら4月から導入するとのこと。ノルマだから渋々宿題をやる、言われなかったらやらない、やらない人は居残り、やらない人もいるからペナルティでもっと大量に宿題でるという流れだと、「せっかくやっても身になってない気がする、なんかもったいない」と学習塾で働いてきた指導員同士で話しました。
ハゲーラキッズクラブではなるだけ学童にいる間に宿題終わらせるよう声掛けしています。宿題の習慣のなかった一年生はなかなかランドセルあけない、鉛筆もたない、始めないから終わらない、と思い腰を上げるので精一杯でしたが、最近は「やればいいんでしょ!」と開き直って頑張ってます。「宿題なんて簡単さー、さっさと終わらせて遊ぶ!」の域に達してる子たちも少しいます。
3年生くらいになると「先生が今日はやらなくていいって」「学校に忘れた」「学校でやってきた」という感じで嘘ついてやらない方法を模索し始めたりもします(笑)これも成長の過程なのですが、毎日続くと「一回話し合いしよう!」と何故やらない、やりたくやい、嘘ついちゃうのかな?と本音を引き出したりしています。
さて、宿題ですが、その学習効果にハテナもついていて、北欧の小学校では廃止してるとこも多いです。でも沖縄の小学校はクラスサイズが大きく1人の先生で全ての子どもの進捗状況に応じて個別対応はできないため宿題で補ってほしいという願いがあるかと思います。放課後自分でお勉強する時間も大切かと思います。でもでも、学童の子を見ているとプリントは楽しそうにやってますが、頑張りノートはやっつけ感が半端ない現状があります。高学年だけど「一二三四五」と小1の漢字をものすごーく大きな字で書いてみたりの創意工夫(笑)もよく見ます。「学校の先生たちがもっとワクワクするテーマ与えたら頑張りノート楽しめるはずだけどなー」と思ったりしますが、課題を出すのも採点するのも本当に大変なのだろうと察します。
大変といえば子どもたちも大変で、学童によっては「学童は宿題やる場所じゃないから学童では学童でしかできないことをしてほしい。それに小学生の保護者が家庭で日々子どもたちの学習の状況を把握するのは大切なこと」とのことで宿題をどこまでやるかは本人に任せているところも多く、私たちも「確かにそうだ!」と共感しながら、「でも6時くらいに子どもをお迎えしてスーパー寄って帰宅してご飯作って食べて片付けてお風呂入れてしたらもう9時前それから宿題だと子どもは何時に寝る?家族団欒の時間は?」とも考えました。(実はこれは私の日常です笑、うちには小学生に加え2歳と4歳もいるのでものすごーくひっちゃかめっちゃかです!)
それで今のところ「学童に帰ってきたらさっと集中して宿題やって!もしわからないとこあるなら教えるし、難儀だったら一緒にやるから!早く終わらせて遊ぼうぜー!」というスタイルに落ち着いています。考え方は色々あると思いますし、子どもによっても早い遅いできるできないやりたいやりたくないありますので、必ずこれ、と決めているのではなくできる範囲で、本人や保護者からのリクエストに応じながらという感じです。
長くなりましたが、ニュースで取り上げられていたように大人も子どももタスクを抱え忙しい毎日、夕飯を食べた後やらないといけない何かに追われるではなく少しでもほっとして「何しようか?」と別にやらなくてもいい何かを探す言葉がでるのも豊かじゃないかなーと思います(笑)、那覇市でもノー宿題デー検討されたらいいのにな!
Posted by hageera at 08:38│Comments(0)